ダメ占い師から学ぶファン患者の作り方
こんにちは。
勝ち組治療家養成・個別指導塾
塾長の早野です。
ボクの知人には
企業の社長さんや個人事業主、
営業員などが多いのですが
先日、女性経営者との雑談の中で
「一度見てもらったほうが良いよ」
と、四柱推命の占いを薦められました。
せっかくなので、
一度見て頂こうと
四柱推命の占いに行ってきました。
特に紹介というわけではなく
自分でお店を探し、
自分で決めたところへ
足を運んだのですが…
占い師側がクライアントの心理を
理解していなく、全く話に
なりませんでした。
そこで本日は、
『ダメ占い師から学ぶ
患者さんが感じている事』
について
お話をしようと思います。
第37講
『ダメ占い師から学ぶ
患者さんが感じている事』
・通常速度(14分54秒)
※クリックするとYouTubeに移動し
映像が流れます。
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早野、対応に不満を感じる
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初めて行く占いに期待を寄せて
とあるマンションへ足を運びました。
予約時間5分前に着いたので
部屋の前まで行ってみると
「そのままお入りください」
と、メッセージが
掲げられておりました。
そこで、「こんにちはー」と
ドアを開けたら、出てこられたのが、
当の占い師さんでした。
占い師
「あー、16時の方?」
早野
「はい、予約しました早野です」
占い師
「そうですか、では、奥のブースへ」
と、ボクをその場に置いて、
さっさと奥のブースへ消えていきました。
(なにやら準備を始めている様子です)
ここで早野が感じたことは、
事前に予約を入れており、
16時に来るのは
分かっていたはずです。
予約の電話を入れたのが11時
お店に伺ったのが16時。
その間に事前準備をすることが
できたはずです。
それなのに
クライアントを迎える
対応ができていません。
また、予約者の名前も
「早野」だということを
知ることができたのにもかかわらず…
「あー、16時の方?」
と呼ばれてしまう始末です。
これでは話になりません。
「ご予約をいただいている
早野さんですか?」
「早野さんですね?
お待ちしておりました」
と、名前を呼んでお迎えをし、
「では、こちらのブースへどうぞ」
と誘導して差し上げるのが、
心地よい対応です。
つまり、クライアントをお迎えする
“心配り”ができていなかったのです。
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占い師、会話が続かず…
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気分を少し変えて、
占って頂きました。
占い師
「気になっていることはありますか?」
早野
「事業の拡大と
事務所の移転について…」
占い師
「では、占っていきます。」
と、ノートパソコンを起動させ
必要事項(個人情報)を入力したのちに
その結果を見ながらの鑑定になりました。
(ん?パソコンでやるの?)
占い師
「四柱推命は統計学に
基づいております」
早野
「はい、そうですか」
占い師
「そのため計算は機械でやっております」
早野
「そうなんですね?」
(パソコンソフトでやるなら
自宅でもいいのでは)
占い師
「結果は、今年は準備の年のようです。
拡大や移転は来年以降にして下さい」
早野
「そうですか。具体的な時期としては?
移転はどの辺りがよろしいのでしょうか」
占い師
「そうですね…来年以降であれば
いつでもいいです。場所は西の方です」
と、あやふやな回答が返ってきました。
はっきりと、2018年2月です!とか
静岡や愛知が良いです!と
言ってくれませんでした。
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自分のことが知りたいのです
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おそらく、占い師が正しいことを
言おうとしていることは理解できますが、
こちらが求める回答ではないのです。
また、こちらが聞いたことに対しては
回答らしきものは話すものの、
占い師からの提案は
一向に出てきません。
例えば、
「早野さんの場合、こうした方が
更によくなっていきますよ」
とか、
「こういうことが起こりやすいので
○○は必ず準備しておいて下さい」
など、こういった対応をして欲しいのです。
これって、意外と治療院でも起こっている
初診患者さんへの対応そのものです。
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心配りがファンを作り出す!
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お店の人は、料金の対価となる
サービスを提供しているので、
問題点を理解していません。
占い師であれば、
結果の出る占いをする。
治療家であれば、
結果の出る治療をする。
しかし、
そんなことは当たり前です。
人は、人として丁寧な対応をされると
大切に扱われている感覚を感じます。
そして、丁寧な対応の
お店であればあるほど
リピーターが多く、
ファンも多いものです。
人はモノではありません。
お金を支払っていただけるのは
人であり、犬や猫などではないのです。
経営を安定させたい!
というのであれば、顧客の対応を
見直してみて下さい。
症状を治すことだけに
目を向けていると、
いつまでたっても
患者さんから支持はされませんよ。
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さて、今回のメルマガでは
『ダメ占い師から学ぶ
患者さんが感じている事』
というテーマでお伝えしました。
ここでの重要ポイントは
お金の対価となるものは
顧客対応も含まれているという点です。
飲食店で考えてみれば分かりやすく
どんなに美味しい料理の店でも
対応が悪ければ二度と
行かないことと同じです。
この点は、治療院も同じですので
コミュニケーションを見直すことを
お勧めいたします。
では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
講義終了!
塾長・早野