【絶対やるべき】院経営の「はじめの一歩」とは?
こんにちは。
勝ち組治療家養成・個別指導塾
塾長の早野です。
早いものでメルマガを書き始めて
おおよそ1年2ヶ月が過ぎました。
この間、先生方から
何度も言われたことは
「自分も月商50万円を達成したい!
そのための集客方法を教えて下さい」
という、
新規集客に関することが
ほとんどです。
集客に困っているから
“集客方法”を知りたい。
もっともなことだと思います。
しかし、本当にやることは
それで合っていますか?
そこで本日は、
『経営のはじめの一歩』について
お話をしようと思います。
動画はこちら
↓↓↓
=================
1年目だろうが10年目だろうが
=================
ボクが経営について
コンサルティングをするとき、
最初にやることは、
もちろん”現状確認”です。
治療家の先生で言うところの
『問診』や『検査』です。
患者さんが抱えている悩みや
患者さんの身体の状態が分からないと
正確な施術や処置はできませんよね。
これと同じように、
ボクもお客様が抱えている
悩みを聞いて、
その問題を共有し、
それから具体的な対策に
入っていきます。
これって当たり前のことですよね?
しかし、ご自身が経営や集客の
問題を抱えるお客様側になると
どうしても目先で起こっている
“現象”に振り回されてしまっています。
はい、論外です。
=================
原因はいくつもあるが…
=================
「集客が上手くいっていないから
集客だ!」
と先生方が言っても、
ボクから見ると違うところに
売上の問題があります。
例えば、
・コミュニケーション不足
・不適切な問診/検査
・次回の提案/予約案内
・リピート率が悪い
・施術単価の安さ
・既存患者の流出
など…
挙げたらキリがありません。
「首筋が痛くて、肩こりがひどい!
肩をもんでくれーーーーーー!」
と患者さんに言われても、
本当に施術するべき場所は
違うのと同じですよ。
で、もう一度、本題に戻ります。
最初にやることは、
集客ではありません。
最初にやることは、
現状確認なのです。
これは、お分かりいただけますよね?
=================
現状確認の第一歩
=================
治療院ビジネスの場合、
売上の要素となるものは
大きく分けると2つ。
1つは時間に関すること。
1つは単価に関すること。
この2つを使って、
ご自身の治療院が最大で
どのくらい売り上げられるのかを
知ることが大切になります。
つまり、あなたが持っている
バケツの大きさを知るってことです。
———————————
バケツの大きさ=予約可能枠数
バケツの大きさ=最大売上値
———————————
では、3つの質問をします。
1、あなたの営業時間は何時間ですか?
2、あなたの1回の施術時間は
何分ですか?
3、あなたの実質稼働日数は
何日ですか?
これによって、
1ヵ月あたりの予約可能枠数が
決定します。
一例)
1、10時から20時まで(10時間労働)
2、1人あたり50分 (1日12名)
3、22日営業 (22日営業)
60分×10時間×22日
=13,200分
13,200分÷50分
=264枠(予約表MAX)
予約表を全部埋めると264枠。
これに1回あたりの
平均施術単価を掛けると
最大売上値が出ます。
平均施術単価4,500円で
試算してみると…
264枠×4,500円
=1,188,000円
はい、稼働率100%で考えると
最大売上値が約120万円
になりました。
バケツの大きさ=約120万円
=================
稼働率はどうする?
=================
バケツの大きさを知ったところで
稼働率が100%になっているとは
限りません。
実際、朝から晩まで休憩無しで
施術しても、1日も持ちません。
中には、予約が入っていても
キャンセルされることもあるし
稼働率100%は現実的ではないことが
お分かりいただけると思います。
無理のないところで
おおよそ考えるのであれば、
半分の50%~60%を目指すのが
良いと思われます。
この場合で行くと…
稼働率50%→590,000円
稼働率60%→712,800円
このようになります。
まずは、今1度
ご自身のバケツの大きさを
知って下さい。
そのために、
まず現在の稼働率を
計算して出してみて下さい。
<稼働率の計算>
【稼働率=
予約数÷予約可能枠数×100】
これが、最初にやることだと
断定しておきます。
====================
さて、今回のメルマガでは
『経営のはじめの一歩』
というテーマでお伝えしました。
治療院の経営は
どんぶり勘定ではうまくいきません。
必ず、自分の行っているものを
「数値化」することから始めます。
まずはバケツの大きさから
知ることを始めていきましょう。
では、本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
講義終了!
塾長・早野