治療家が陥りがちな”盲点”とは?
こんにちは。
勝ち組治療家養成・個別指導塾
塾長の早野です。
コンサルティングに
訪れる治療院において、
よく感じてしまうことは
治療院の第一印象が
良くないことです。
先生方からすると
日常の一部分に過ぎませんが、
ボクや患者さんから診ると
「これ、どうよ…?」
と思ってしまうような
気づいていない悪い点が
いくつも見受けられます。
ということで、
今回のメルマガでは
『患者さんの視点と心の中』
についてお伝えします。
気を配っているつもりでも
ついつい盲点になりがちな
ポイントをお伝えするので、
ぜひ本日の内容を参考に
院の改善につなげてみてください。
本日の映像はこちら
第9講
『院の第一印象』
・通常速度(11分49秒)
※クリックするとYouTubeに移動し
映像が流れます。
初めていく院、ココもか…
『初めまして、こんにちはー』
元気よく、
整骨院に訪れる早野。
「塾長、よくお越し頂きました。
遠くまでありがとうございます」
と、迎えてくれる院長&スタッフ。
挨拶もほどほどに
院内をぐるっと見回し
気になる個所を確認していく。
『早速ですが、
店頭・院内チェックを
始めてもよろしいですか?』(この時点でボクからは
ダメな個所が数点見えています)「いつものままにしているので
遠慮なくおっしゃってください!」
許可が下りたので、
ズバリ、第一印象について
話をしていきます。
さて、これまでいくつもの
治療院を拝見してきましたが
院の”第一印象”で気になるのは
次の3つのポイントです。
✅店頭に置かれている看板✅院内に貼ってあるポスター/掲示物
✅待合室に置かれている漫画本
さて、これらのものは
あなたの院にも置かれている
かもしれませんね。
どれも治療院で
よく見かけるものですが、
何が問題か先生は分かりますか…?
毎日見ていると気が付かない!
では、先ほどの
3つの気になるポイントについて
質問を続けていきます。
『先生、この看板は
いつ頃出されたものですか?』『先生、このポスターは
いつから貼ってありますか?』『先生、この漫画は
いつから置かれていますか?』
はい、
ボクが言いたいことが
分かってきましたか?
初めて訪れる治療院で
よく見かける光景…
それは、
時間の経過による
『傷み』です。
既に見た目が
すさんでいたとしても、
毎日見ている先生からすると
“いつもの風景”の一部なので
『傷み』に気がつけないのです。
より具体的に説明すると…
■1.
店頭に置かれている
看板の塗装が剥げている■2.
ポスターや掲示物が
めくれ上がっていたり、
破れている■3.
漫画本が色焼けして、
表紙の印刷が薄くなっている
これらのものは決して、
心地よいものではありません。
先生の性格が見て取れる!
もっというなれば、
この様なことに気が付かない先生は
ガサツで大雑把な性格が見て取れます。
患者さんから見ると、
かゆいところに手が届かない
先生の印象を与えてしまいます。
つまり、自分(治療院)の管理を
定期的に行っていないことが
患者さんに伝わってしまうのです。
これ、いただけません。
(これぐらいならいいや…)
(もう少し使えそうだから…)
(別に治療とは関係ないし…)
と先生が思っていても
新規の患者さんからすれば
あなたの評価を下げてしまう
大きな要因のひとつです。
考えてもみてください。
リピートしてくれる
患者さんの多くは
女性が圧倒的に多いです。
そして女性は
細かいところまで
きちんと見ています。
印象が悪ければ、
次はありません。
理論・理屈ではなく、
『なんとなく嫌』と思われたら
次は決してやってこないのです。
この様にならないためにも
今すぐ、ご自身の店頭や
院内を確認してみて下さい。
✅看板は塗装が剥げていませんか?
汚らしく見えていませんか?
✅ポスターや掲示物はピンやテープで
きちんと止まっていますか?
✅漫画や雑誌は色あせていませんか?
表紙が薄くなっていませんか?
もし、心当たりがあるなら、
今すぐにでも新しいものに
変えてください。
こうした細かなところから
患者さんから見た先生の印象は
決まってきます。
このことを
忘れないようにして下さいね。
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さて、今回のメルマガでは
『患者さんの視点と心の中』
というテーマでお伝えしました。
新規患者さんは、
初めて行く場所について
第一印象を感じ取っています。
そして、
そこから見える人柄も
無意識のうちに感じ取っています。
いつもと同じ様に見えて、
時間とともに院の見た目や
印象は変わっていきます。
意外と見落としがちなので
気を付けておきましょう。
では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
講義終了!
塾長・早野